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2006年9月20日 (水)

フォリナー「ダブルヴィジョン」

Double_vision デビューアルバムでいきなり300万枚のビッグヒットを記録し、周囲からの期待にプレッシャーを感じながらも、曲作りのうまさに益々の冴えを見せ、完成度を増したフォリナーのセカンドアルバム「ダブルヴィジョン」

メンバーがアメリカ人とイギリス人の混合で構成されているので、このグループ名が付けられたそうですが、元スプーキートゥースのミック・ジョーンズや元キングクリムゾンのイアン・マクドナルドなど、10年以上のキャリアを積んでいるミュージシャンが中心となって結成され、私が推測するには、バンドの結成時のコンセプトは、ずばり「売れるロック」を作ることだったと思われます。

ハードなギターにキーボードを重ねて重厚に練り上げられたサウンドながら、大衆に受け入れられるロックを追及するべく、無駄な音は出来るだけ排除し、そこにあるのは、そこになくてはならない音、であるかのような理路整然としたアレンジからは、ちょっとインテリっぽいイメージも感じられますね。

実際、このアルバムを学生時代に友人から勧められて、初めて聴いたときの感想は

「何だか堅苦しくて、小難しいような・・・」

といった感じでしたが、自分自身が年齢を重ねた今、落ち着いて聴き直してみると、よく考えられたメロディアスなフレーズを厚みのある音に融合させた丁寧な曲作りには好感を覚えます。

そういえば、シンプルなアレンジにまとめられたオープニングの「ホットブラッデッド」などは、私も昔、アマチュアバンドの練習曲として、特に馴染みの深い曲でした。

ボーカルのルー・グラムのギョロッとした目、以外は、あまりメンバーの顔は、すぐには思い浮かべることができないような、ビジュアル的には地味なグループですが、彼らが真面目に、且つ大胆に作り出した刺激的なサウンドは、いつまでも耳の奥に残るのです。

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コメント

じんぺい様おじゃまします。
フォリナー、オイラも聴いてました。ベスト盤持ってました~。
兄貴のお気に入りだったこともあるのですが、元キングクリモゾンのイアン・マクドナルドが在籍したということで、そっちの思い入れから。でも、どこまで貢献したかは、ベスト盤聴く分には「?」なんですが。
リアルタイムで聴いたときは、もう4人組みになってました。

ビリー・ジョエルが自分のアルバムで、ミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えたのは、やはり、売れ線ロックを極めていたからなんだろうな~と想像しております。

「4」以降、ちょっと、「狙いすぎ」に思われなくもないですが、初期の頃は、売れ線⇔ロックのバランスが絶妙?結構、スリリングな雰囲気もあるな~。(ベスト盤での感想)

いつもながら、じんぺい様の分析、見事です!

投稿: よっちゃん | 2006年9月24日 (日) 00:12

よっちゃんさん、ありがとうございます。
ジョーンズ談によると、初期こそマクドナルドは期待通りの貢献をしましたが、本人がだんだんギタープレイに集中するようになったようです。

でもそうですね、確かに彼が抜けてから、ややベタな傾向に走った部分はありますかねえ。
初期はピンと張り詰めた緊張感が魅力だったのかも知れませんね。

投稿: じんぺい | 2006年9月24日 (日) 12:44

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