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2006年7月14日 (金)

エルトンジョン「ヒア&ゼア」

Herathere 2004年に発売された「ライブエイド」のDVDを久しぶりに見て、

「さすがに別格だな」

と改めて感心させられたのがエルトンジョンのライブパフォーマンスの素晴らしさ。。
しかしこのイベントが行われた1985年当時といえば、正直言って、すでに彼のキャリアにおけるピークはいくらか過ぎていたのも事実でしょう。
それより10年以上も前の1974年、NO1ヒットを連発して乗りまくっていた頃のロンドンとニューヨークのライブを、2枚のディスクにそれぞれ収録したのが、ライブアルバム「ヒア&ゼア完全版」

エルトンジョンというと、多くのの音楽ファンには「ユアソング」とか、ダイアナ元妃に捧げられた「キャンドルインザウインド」などのように、しっとりとしたピアノの弾き語りのイメージが、もしかしたら強いのかもしれません。
ビリージョエルなんかにも言えることですが、キーボードを演奏していると、どうしてもギタリストほどはロッカーっぽい印象を受けなくなりがちなんですね。
でも古くはジェリーリールイス、リトルリチャードなど、元来ピアノを叩きながらシャウトするロックンローラーは数多くいたものです。
エルトンの場合も、特にライブになるとロックンローラーとしての本質を再認識できます。
中でも「ベニーアンドザジェッツ」「ホンキーキャット」などは、いかにもライブでこそ映える、聴衆を盛り上げるためのナンバーと言えますが、「ロケットマン」「ダニエル」などの珠玉のメロディーにおいても、ピンと張りつめた緊張感を持った演奏がリスナーを惹きつけます。

ところで私がこのアルバムを手元に置いておきたいと思った最大の理由は、ジョンレノンが飛び入り競演し、レノンにとっての最後のライブコンサート出演となった3曲が記録されているからにほかならないのですが、アルバム全体を通して聴いてみると、感動的な競演部分でさえ、このライブにおいては、やはり単なる「オマケ」でしかないということを思い知らされるほど、それにも増してエルトンのソロパフォーマンスの素晴らしさは圧倒的に文句なし。

当初LPレコード1枚ものでリリースされたオリジナルアルバムも、現在のようなCD2枚組みの完全版として生まれ変わると、ザ・フーの「ライブアットリーズ」やオールマンブラザーズバンドの「フィルモアイースト」の例と同じく、ほとんどアルバムとしての意味、価値も違ったものになってきます。
しかし誤解のないように言っておくと、ひとつのコンサートをコンパクトにまとめた1枚もののLPレコードも、ある意味ダイジェスト版と割り切って聴けば、手ごろな時間で手軽に楽しめて、それなりに悪くはありません。
もっとも収録曲の多い長時間録音CDでも、プレイヤーで聴きたい曲だけプログラムして聴けば「擬似LP体験」が出来るので、「大は小を兼ねる」完全版は大いに歓迎。

またそれとは違う企画盤で、ジョンレノン暗殺後に、競演の3曲をフューチャーして急遽発売された10曲入りのアナログ盤をよく聴いていたため、ディスク2のニューヨーク録音のほうが個人的には思い入れが強いのですが、ディスク1も含めてヒット曲も満載で、曲の良さも楽しめるし、とにかく絶頂期のライブで

「これこそ天下を取った本物」

のエンターティナーとしての実力がひしひしと伝わってくるのが実感できます。

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コメント

じんぺい様
ずっと更新されてなかったので、まさかっ!と心配しておりました(すいません、表現が大げさすぎですね)。
エルトン・ジョン、私もたまに聴きます。さすがに、バラードは聴きすぎて飽きてる部分もありますが、最近は「ベニー&ジェッツ」のサウンドが妙に心地いいです。最初は変な歌に聴こえたのですが。「グッバイ・イエロー・・・」なんて、ものすごい展開、メロディーで、この時期のエルトンは本当に神がかりとも思えます。ところで数々のバラード、はたして女性を対象にしたのか、男性を対象にしたのか?今になって疑問が残るのですが(笑)

投稿: よっちゃん | 2006年7月15日 (土) 23:12

よっちゃんさん、気にかけて頂き、ありがとうございます。
競馬はG1シーズンに熱くなり過ぎた反動か、今はあまり書きたいことないんですよね(馬券はちょこっと買ってますが・笑)。
ブログを始めた当初の予定通り、書きたいことがあるときだけ、気ままにのんびりやっていきますので、こんな感じですが、これからもよろしくお願い致します。
ずっと更新してないったって、たった2週間じゃないですか(っておいおい)(笑)。

「ベニー&ジェッツ」は確かに変な曲というか、アレンジやコード進行のうまさで聴かせるエルトンの特徴が出ているように思います。
そういえばオリジナルも擬似ライブのようなサウンドだし・・・。
私的には「ロケットマン」のコード展開にはゾクゾクするものがあります。

投稿: じんぺい | 2006年7月16日 (日) 10:30

俺はエルトンジョン自体は好きではないけれど,彼のバラード以外のロックピアノは好きです.歌はどーでもいいのです.

彼の性格の派手好きが,発揮されているのか,ピアノソロでもバッキングでもバラード以外で彼ならではが聞けますよね.

俺はクラプトンのバンドでピアノを担当したのが好きかな.

投稿: HAWK2700 | 2006年7月17日 (月) 12:58

さすが鍵盤楽器を扱われるHAWK2700さん、通なご意見で・・・。
ほう、ピアノの演奏面でも、やはりロックナンバーのほうが彼らしさが出てますか。
エルトン、昔は衣装も派手でしたもんねえ。
やはり本質はロックンローラーでしょうね。

そういえばクラプトンと競演してましたね。
私はその演奏は聴いたことがないので、今度機会があれば・・と思います。

投稿: じんぺい | 2006年7月17日 (月) 17:39

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