« ダービー メイショウサムソンが一番人気で勝利、名実ともに頂点へ! | トップページ | 安田記念 ブリッシュラックが鮮やかに百万ドル強奪! »

2006年5月30日 (火)

ローリングストーンズ「12×5」 ストーンズは昔からストーンズだったか。

12x5 最近になってデッカ時代(デビュー以降の60年代)の旧タイトルが紙ジャケ仕様でまたまたリニューアルとなっているローリングストーンズ

学生時代は圧倒的にストーンズレーベル設立以降の、70年代ストーンズが最高だと思っていましたし、今でも「ブラックアンドブルー」や「サムガールズ」は大好きなアルバムです。
しかし自分が歳を取るにしたがって、逆に初期のデッカ時代の渋いサウンドに惹かれるようになってきました。

そもそもストーンズの音楽って、メンバー自身が年齢を重ねるにつれ、サウンドは逆に若々しくなってきているようにも思えます。

しかしデビューしてしばらくはブルース色が濃く、若いながらも、いぶし銀のプレイを聴かせていたストーンズ。

ローリングストーンズのアルバムは、ビートルズなんかと同じように、本国イギリスとは違う選曲でアメリカ編集盤が出されていました。
しかしビートルズのアメリカ盤が賛否両論で、結局CD化に際してイギリス盤が一応の世界標準とされたのに対し、ストーンズの場合はアメリカ編集盤のほうが内容が良く、、一般の認知度も高くなっています。
現状ではイギリス盤のファースト、セカンドは廃盤になってしまっています。

初期のアルバムではやはり、粘っこいサウンドで抜群のグルーヴを作り出しているアメリカでのセカンドアルバム「12×5」がいいですね。
この次のサードアルバム「NOW!」も甲乙付けがたいのですが、個人的にはセカンドを聴くほうが多いです。

オリジナル曲はいちおう5曲なんですが、それよりも輝きを放っているカヴァー曲も、ほとんど自分たちの曲のように消化しきっているアレンジのセンスが秀逸です。
このセンスの良さってところがストーンズの最大の武器で、かたくなに同じことをやっているように見えて、実は他のアーティストのイイとこ取りをしながら、時代にも柔軟に対応してきたことが、その後のスーパーグループとしての成功につながっているのでしょう。
ストーンズの名曲として知られている「タイムイズオンマイサイド」「イッツオールオーバーナウ」も他人のカヴァーだということは、もしかしたら意外と知られていないのではないでしょうか。

しかし実はそんなことはどうでも良く、とにかくアルバム全体を通して支配する、うねるようなグルーヴに、ひたすら浸ってみるのが正解でしょう。
バンドとしての一体感、演奏力の高さは、デビュー当時から揺るぎのないものだったんですね。

ストーンズ憧れのチェス・スタジオ録音の本作品も、ずっと昔に買ったアナログのLPは擬似ステレオでしたが、現行のCDでは半数の6曲がリアルステレオで収録され、歴史的価値も上がっているので、ぜひCDでも手元に揃えておきたいアルバムです。

|

« ダービー メイショウサムソンが一番人気で勝利、名実ともに頂点へ! | トップページ | 安田記念 ブリッシュラックが鮮やかに百万ドル強奪! »

コメント

じんぺい様こんばんは。ストーンズですか~。私は「刺青の男」からがリアルタイムでして、冒頭1曲目の「スタート・ミー・アップ」が2番目に好きで(ミックも気に入っているらしい?)1番は「ビースト・オブ・バーデン」だったりします。60年代は・・・音質が・・というのは当時のレコーディング技術からすれば言えないですよね。紙ジャケで、どこまでクリアーになってるか、興味はありますが(笑)。

投稿: よっちゃん | 2006年5月30日 (火) 22:16

よっちゃんさん、こんばんは。
私は逆に「刺青の男」以降、ほとんど聞いてません(爆)。
「ビースト~」、私も大好きです!ルーズさがいいですよねえ~。
今回の紙ジャケ盤は前回出たデジパック盤と音は同じだと思われますね。
そのデジパック盤は私も持っていますが、リマスターだし、音質の不満はないですよ。
粘っこく、熱いです!

投稿: じんぺい | 2006年5月30日 (火) 22:41

ブラインアン・ジョーンズの頃ですね.

実は,俺は70年代の方が好きなのですが,確かに古いアルバムの,イメージは同じです.

たぶん.若いストーンズが目指していたサウンドは当時のものだったのでしょうけれど,今は評価されないかな.キャッチーじゃないから.

聞いてもらおうとか,ヒット狙おうとか.そういうことを考えたのかな.周囲のギタリストと同じようなギターリフを作りたかったのかな.

ミックやキースの記事がある雑誌とか文庫本を読んだことはあるけれど,彼らはブライアンの事を話したがらないように思うから.分からないな.

でもそのイメージは理解できる.ブルースは好きだから.

投稿: HAWK2700 | 2006年5月31日 (水) 20:27

HAWK2700さん、どうも。
B・ジョーンズの影響力って、つい忘れがちですよね。
これは推測ですけど、ブライアンは自分の好きな音楽がやりたかっただけで、ミック&キースはヒットを狙ったのではないかと・・・。
脂が乗り切ってスコンと突き抜けた感がある70年代も好きですが、60年代は硬派な黒っぽさがかっこいいです。

投稿: じんぺい | 2006年5月31日 (水) 23:08

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ローリングストーンズ「12×5」 ストーンズは昔からストーンズだったか。:

« ダービー メイショウサムソンが一番人気で勝利、名実ともに頂点へ! | トップページ | 安田記念 ブリッシュラックが鮮やかに百万ドル強奪! »