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2006年3月 8日 (水)

「ホテルカリフォルニア」を再現するギター職人はいい人だぁ。

farewell_1_tour イーグルスの再結成ライブDVD「フェアウェルツアー」は、買うのを少し迷ったので、通販サイトに書き込まれているレビューを参考にしてみました。

するとそこには
「ドンフェルダーが参加していないから・・・」とか
「ライブの熱気に欠けているから・・・」とか
あまりよろしくない評価がチラホラ・・・。

たしかにドンフェルダーのいない「ホテルカリフォルニア」なんて、ジョージハリスンのいないビートルズが「ホワイルマイギタージェントリーウィープス」を演奏するようなものだよなあ・・・。

「おいおい、そのギターは クラプトンやろ!!」
という冷静なツッコミはこの際おいといて・・・。

そのあとに見つけたのが、
「迷っているなら”買い”です!!」
というコメント。

その言葉に後押しされた私は、ついに決心し、そそくさとDVDを買いに出かけたのでした。

結論からいうと、先のコメントを書いてくれた人に

大・感・謝!!

です。

たしかにドンフェルダーがいないのは、この作品最大の欠点だと思っていましたが、サポートメンバーのスチュアートスミス(私はこの人をこれまでまったく知りませんでした。)が、その穴を見事に埋め、絶大な貢献をしています。
「ホテルカリフォルニア」の歴史的ツインギターは、私のような往年のギターフリークでなくても口ずさめてしまう人は多いと思いますが、元々イーグルスのメンバであるジョーウォルシュが多少、弾き崩しているのに対し、彼は自分の立場を十分理解して、オリジナルのギターフレーズをほぼ完璧にコピーし、忠実に再現してくれているのはうれしい限りです。

彼にしてみればプロの仕事をプロとして黙々とこなしているだけなのかも知れませんが、見ているこちらとしては思わず

「あぁ~、この人、いい人だあ~。」

と救われた気分になってしまうのです。

全体的な印象として、彼だけでなくメンバー全員が、過去の名曲を大事にていねいに演奏しようとしている感じが伝わってきます。
ただし、そのことがかえって熱気の乏しさという評価につながっているのかもしれませんね。

しかしそんなコンサートの中にあって、抜群にノリのいい演奏をしているのは何といってもジョーウォルシュでしょう。
彼の活躍がこのライブを見ごたえのあるものにしていると言っても過言ではありません。
前半こそスーツで渋く決めて、わりとお行儀よくしていますが、ディスク2にはいると、ラフな服装に身を包み、アクセル全開で弾き倒してくれます
ギター好きの私としてはメチャクチャ気持ちよく、実はディスク2だけを何度も繰り返して観てしまいました。

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